建築板金の概要
紀元前4000年〜3000年頃のエジプト・メソポタニア文明では、金・銀・銅・鉄・鉛・錫・水銀の7種類の精錬・鍛造・鋳造技術があったといわれます。
金属が屋根材として使われだしたのは、ローマ時代と考えられています。

日本で金属屋根が登場したのは江戸時代、徳川幕府によって城・神社仏閣に銅瓦が使用され、その後、一部の武家や商人の住宅に葺かれるようになりました。
本格的に普及するのは明治維新以後のことであり、建築技術と圧延技術の進歩により急速に広がっていきました。
それにともない建築板金も、全国へと広がっていきました。

建築板金とは皆様のお住まいや物置から、大きな工場・店舗・体育館などあらゆる建物にかかわる、金属系材料を使用しての外装専門工事を行う業種です。

屋根・外壁・樋工事をはじめとして、看板や外装化粧パネルの工事もあります。
以下、主な建築板金の種類を羅列してみました。私共はこのような仕事をしています。


  屋根  折版葺き  (重ね式・はぜ式・かんごう式)
 瓦棒葺き  (芯木なし瓦棒・芯木あり瓦棒)
 横葺き   (横葺き・段葺き)
 はぜ葺き  (平はぜ葺き・立はぜ葺き・蟻掛葺き)
 波板葺き  (波板・大波板)
 一文字葺き・菱葺き・亀甲葺き
 角波葺き・大和葺き
 金属瓦葺き      (金属成型瓦屋根)
 二重防水パネル屋根  (フラットルーフ)
 シーム溶接工法    (溶接防水屋根)
 スレート葺き     (平型スレート・波型スレート)
  外壁  金属系サイディング
 窯業系サイディング
 金属加工パネル
  雨樋  金属製雨樋・塩ビ製雨樋